モントリオールへの憧れはあるが、英語圏でないことがネック。割り切ってアジア料理系のシェフポジションにアプライ。あくまでジャパニーズレストランでなければ、日本人の同僚ばかりではなく、英語環境で働けると期待してアプライをした。中国人経営の焼き鳥屋(日本への憧れか)と韓国料理屋から返信が来た。
イタカからニューヨークシティへバスで約5時間。ニューヨークシティからモントリオールへ夜行バス9時間。
モントリオールでも初めはホステルで過ごしたがトロントと違って働いている人がとてもフレンドリーで居心地がよかった。フランス語圏から来る人も多く、フレンチと英語と時々スパニッシュが飛び交っていた。
焼き鳥屋のポジションはpre-cook。数週間前までワーホリの日本人が働いていたそうだ。厨房には入れないが、とりあえず働いてみた。しかし、焼き鳥をただ刺すだけで同じ姿勢で約6時間立ち続けやっとごはんを食べさせてくれる制度がきつ過ぎて1週間で辞めた。労働環境も英語というより中国語ばかりでとても辛かった。
それに比べて韓国料理店はそれなりに雰囲気が良く、厨房で料理もできた。2人から3人のキッチンスタッフで成り立っている店でメニューを覚えたら1か月でメインシェフとなってしまった。ほぼ学生で成り立っている最低賃金人手不足の現場では経営者への不満があふれていた。どこの国でも起こりがち。
モントリオールの夏は毎週大広場で音楽イベントやダンスイベントが開かれていたり、ストリートミュージシャンが様々な場所で演奏していたりと芸術の街という感じ。
毎月第一日曜日は美術館無料開放なので芸術を楽しもう。
モントリオールにはJapan Seinen Association Montorealという団体があり日本語や日本の文化が好きなン現地の人と毎週言語交流の機会やイベントが開かれていた。英語やフランス語でコミュニケーションを取ったり、友人を作りたい方々にお勧め。